遊戯王のテーマカードには【列車】と呼ばれる機械族・地属性で構成されたカード群があります。
私は列車カードが出始めた頃から...というのは嘘だが、『激突!デュエルカーニバル』の付属にて《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》やブースターパック『ザ・シークレット・オブ・エボリューション』のワールドプレミア枠で追加された《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》が収録されたくらいから本格的に【列車】を組み始めた古参列車デッキ使いなのですが、
昨今、強力な汎用カードが多数再録される
2日後に発売される『レアリティコレクション プレミアムゴールドエディション』(以下『レアコレG』)でも《緊急ダイヤ》《爆走軌道フライング・ペガサス》といった列車デッキを組む上では欠かせないイカしたカードが再録されます。
これらは列車ないしは機械族・地属性を主とするデッキを組む上では必須カードとして扱われ、発売以降1枚でコンビニ弁当は買えるほどの値段がしていました。
しかし、レアコレのスーパーレアで収録されるカードは通例通りであれば、1箱買うとアホのように当たります。
これをカードを株として買っている哀れな方々からしてみれば「暴落」と称されます。
だが、逆に考えればこれを機にアホみたいに当たったカードを活かして列車を組もうと考える人々も出てくるかもしれない。
そこから私が思うことをこの後でつらつら書きます。
私の予想ですが、ここで再録されても列車ユーザーはそこまで伸びない気がします。
根拠は3つあります。
- 切り札カードがまだ高い
列車には《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》というランク11の可愛い子キラーカードがあります。
これは列車デッキを作る場合2枚、強欲で金満な壺を採用する場合は3枚必要なのですが、これがレアコレには入っていません。
つまり、値段が高いままなのです。現段階でまだ1枚1000円します。初期《ナイト・エクスプレス・ナイト》がまだ1000円時代だった私からしたら『そんなもん』なのですが、これから作り始めようというライトユーザーから見たら高いです。かつて1枚2000円くらいだった《水晶機巧-ハリファイバー》とは違い汎用性がそんなにないので気軽に手が出せないというのはわかります。
また、3枚積みが推奨される《弾丸特急バレット・ライナー》も字レアとは言え、機械族・地属性テーマならばデッキを選ばず入れられるため現在では少々値が張ります。
- 【列車】にこだわる必要性があまりない
機械族・地属性テーマは他にアホほどあります。
今度新規が出る【マシンナーズ】を筆頭に【無限起動】【超重武者】【クリフォート】【カラクリ】などカテゴライズされたテーマが多くあり、それらは名称によるまとまりが多少あり、ある程度動きが約束されています。列車はねぇのか言われればちゃんとありますが
他にも使用できるという選択肢がある以上《緊急ダイヤ》や《爆走軌道フライング・ペガサス》を【列車】カードとしてではなく、機械族・地属性用の汎用カードとしてしか見ないユーザーの方がおそらく多いです。 - レアコレ自体が手に入らない
単品買いという選択肢もあるので理由としては弱いかもしれませんが、列車を新たに組もうと考えている人が『レアコレ』を必ず買えるとは限りません。
『レアコレ』は毎回予約が早期に無くなったり、当日購入できなかったりする他、増産されないため発売日でないとパックないしは箱が買えないという事態が毎回起きています。「売り手としてどうなの?」という疑問はありますが、そういうこともあり「ついで」に組むという人が現れるのも限定的かと思われます。
列車優遇記事にしようと思ったらディスが目立ってしまっていますが、私としてはもっと【列車】ユーザーが増えて欲しいので、値崩れしようが再録はむしろウェルカムです。私も安価でデッキが増やせますし、上述の他テーマを逆に列車に組み込む混成構築もできるのが列車の強みでもあります。
なにより列車はパワー
これに尽きます。
この記事を読んで「やっぱり【リリクラドラグーン】組むわ」という人の心がない人もいるかもしれませんが、1%、いやせめて100%の人たちはプロキシでもいいんで『レアコレ』を機に【列車】を組んでみてください。セールスヘタクソとか言わないで。
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