2020年2月9日日曜日

【漫画】『金色のガッシュ!!』の思い出


何光年振りに『金色のガッシュ!!』関連のイラストを描いたので良い機会だと思い、自分の中にあるガッシュに関する記憶を備忘録的な感じで綴ってみようと思います。
古めかしい人間のただの戯言なので読みたい方は続きをどうぞ。


当時のだいたいの人間のガッシュへの入り口と言えばサンデー読者を除いてはアニメの『フォルゴレ』か『ビクトリーム』じゃないかなと思います。私は後者でした。
どちらも持ち歌があるキャラですね『チチをもげ』と『ベリーメロン』と言えば小学校なんかでも流行っていたかなと思います。



さらに当時『金色のガッシュベル!!THE CARD BATTLE』という原作やアニメのキャラやシーンを扱った玩具があり、一部だけですが集めていたこともありました。
でっかい箱のスターターデッキ(※上の画像)みたいなのがあってそれも持っていたと思います。ただ周りにこのガッシュベルのカードユーザーがいなかったので、コレクションがメインでしたね...。(小学校の頃はカードゲームと言えば同時期は遊戯王かデュエルマスターズでそれ以外は全然見かけませんでした。ヴァンガードが出たのも中学か高校の時だったかな)

ルールも小学生にとっては少し難解(MtGや遊戯王ほどではないが)で、大雑把ですが覚えている限りでは
  • 手持ちの魔本(デッキに相当する)は1ターンに1ページまたは2ページ先までめくってそこにあるカードを場に出し、MPを払うことで使用できる。
  • 呪文を駆使して相手にダメージを与えるとダメージを被った側はその点数分だけページをめくる。
  • ページをめくる毎にめくった側はMPが2点増える。
  • 魔本が最終ページまでいってめくれなくなったら負け。
  • 石版魔物はターン開始毎にMPを払わないと石版状態となり戦闘に参加できない
    (これの意味が当時よく分からなかった。)
だいたいはこんな感じのルールでした。
今見ると単純ですが、デッキがあれば遊べる遊戯王とデュエマと違って「MP用のカウンター」と「デッキ用の魔本カードケース」が必要だったので、そこがユーザーが増えなかった原因かなと思います。

なんでこんな話したのかと言うと、このカードゲームには当然ビクトリームのカードもあったので、それ使いたさに買っていたというのも要因ですね。
さらにビクトリームのカードが入った構築済みデッキも確かあったはずです。それも買ってました。懐かしい。
(This one.)


時を戻そう。
で、アニメのビクトリームからガッシュに入り、原作の漫画を当時出ていた分まで買い揃えたところから私のガッシュ沼水泳が始まります。(カードゲームもその一端)
ガッシュのストーリーは概ね何者かによって記憶を奪われた主人公のガッシュ・ベルが魔界の王となるため、赴いた先で出会った魔物と戦闘もしくは他の魔物と共闘して行く中で魔物たちやパートナーの高嶺清麿と心を通じ合っていく王道ストーリー』です。
涙腺クソザコナメクジの私は毎小節泣くのですが、中でもおすすめの魔物を並べておきます。ガッシュマニアなら「まあそれだろうな」というラインナップになると思いますが。

  1. コルル
  2. ヨポポ
  3. ダニー
  4. レイラ&ビクトリーム
  5. キッド(VSベルギム・E・O)
  6. パムーン
  7. パティ&ビョンコ(VSデモルト)
  8. レイラ(石化克服からVSデモルト)
  9. ジェデュン
  10. バリー(ファウード体内)
  11. レイン
  12. ロデュウとチータ
  13. ゴーム&キャンチョメ
  14. ブラゴとシェリー
ざっと思いつく限り挙げてみましたが、「まあそれだろうな」という感じがしますでしょう。ジェデュン以外は。
ジェデュンはネタバレになるのですが、消滅するまでは「ヤンコー!」としか喋りません。「メルメルメー」とか「パルパルモーン」とかみたいなものです。
なのですが、消滅時に急に流暢に喋りだします。割とシリアスなシーンであり、ビジュアルもむしろカッコいい寄りなこともあり、思い出した今でも笑ってしまいます。パートナーからも「もっとお喋りしたかった」と言われると「恥ずかしかったんだもん」と返す始末で妙に印象的なキャラです。いつか描いてみたいのですね。
ちなみにアニメを放送していた時は連載していた原作よりも先行していたということもあり、ジェデュンの上述の件はアニメではなされていません。それはおろか、「ヤンコー」以外も普通に喋るなど、原作と食い違いが発生したキャラでもありますね。

原作では『ファウード編』の後に『クリアーノート編』という蛇足があるのですが、アニメは『ファウード編』で打ち切られ、ガッシュとブラゴが残ったという体で最終決戦をして終わってしまいます。もし再アニメ化するのであれば、全編は難しいかもしれないので(モモンの部分なんか今やできないのでは?)せめてクリアーノート編はやってほしいところはありますね。あとジェデュンのキャラ直して。
OPやEDは名曲が多く、ガッシュの曲とは知らなかったけど、1度は聴いたことがあるという曲も絶対あると思います。『カサブタ』なんて代表的なそれですよね。


大ヒット作ですから当然映画もありました。
『金色のガッシュベル!!101番目の魔物』は公開までの情報も雑誌か何かで読み、映画館にも足を運びましたね。そこでは入場者特典としてカブトムシガッシュストラップが貰えました。ゲームボーイアドバンスにストラップを付ける部分があるのですが、そこに付けてたのを覚えています。なかなか可愛いストラップなんですよ。
(画像引用元:https://amzn.to/2OCGhGK

映画の出来もかなり良く、ファンなら絶対見るべきだと思います。
原作でもワイズマンが出てくれればよかったのですが、逆輸入はされませんでしたね。
それ以降のバルカンの映画は観てないので批評できません。面白かったのでしょうか?何故か観る気になれませんでしたね。102番目の魔物とか言われたらたぶん観てたのでしょうけど。


で、
ガッシュは原作が終わった後もいくつか雷句誠先生の別作品やガッシュの完全版でおまけが描かれたり、新しくブラウザゲーム『金色のガッシュベル!!Golden Memories』が出たりと過去の栄光を酷使しております。
私は完全版の方はチェック出来ていないのですが、『どうぶつの国』にガッシュのおまけが描かれたという情報を聞いた時、そちらの巻だけは購入しました。
同巻にはガッシュが魔界の王になった後のお話が描かれていたと思います。
『金色のガッシュ!!外伝:友』というのがそれにあたり、これは完全版には収録されていないそうです。なんで?


ここまで色々書きましたけど、こういうのを書いている内にまた読みたくなりますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿