2020年2月8日土曜日

【映画】まどマギ新編を観た。


19年12月にずっと配信されていなかった『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』がついに配信されたというのを一昨日くらいに知り、『まどマギ』シリーズを全編放映後に見たまどマギにわかに自信ニキの私は「ようやくか」という思いで今日某密林のストリーミングで拝聴いたしました。

ちなみにこの記事は観た後の感想をつらつら述べるだけの記事です。
(まだ観てないという方はAmazonからでも観れます。以下の感想ではネタバレも当然含むので視聴後に読むことをおすすめします。そこまでしてこの記事は読まねぇよという声もあると思いますが)


本編視聴後からしばらく経っているということもあったり、現行で『マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝』を視聴しているので、懐かしの面々を見れるだけでワクワクが止まらないOP
マギアレコードの5話目でもマミさんが専用BGMと共に登場するシーンがあり、私は大興奮ものだったのですが、この映画はマギアレコードに繋がる話でもあるのかなというワクワク感もこの時は含まれていました。


しばらくは平穏な日常とナイトメアという存在を退治する現状が語られます。
ですが本編を見終わった人なら当然のように疑問が浮かびます。「この世界線は本編のどこに位置するものなのか」「敵は『魔女』、もしくは本編終了後の新たな存在『魔獣』ではなかったのか」「なぜマミさんがソイツを連れてるのか」
お話作りにおいて疑問とは話を楽しむための楽しみでもあります。私はこれらがいったいどういう風に調理されて出てくるのかが楽しみで仕方なく本映画を観ていました。

私の予想としては「本編終了後のまどかが概念になった後の世界」「魔獣がナイトメアと呼ばれているだけ」「一新された世界なのでアレとは同じ外見だがキュウべぇのような別の生命体」であると仮定して観ていました。

ですが、そこはやはり虚淵玄。事は面白い形で提示されます。結果だけ見れば1つ目は正解ですが残り2つは外れでした。
まさか『ベベ』と呼ばれる存在があの魔女になる前の姿の魔法少女だったなんて考えてもみてなかったです。本編だけを見ていると魔女は魔女であり、魔法少女だった時の形で見ることはまずないのですから。

さらに見滝原市から出られないという現象を追跡していく内にある真実に辿り着くホムラチャン
魔法少女と連動して絶望に叩き落される人間の図

それからどんでん返しの連続。翻弄される私。怪獣バトルが始まる図。ハッピーエンドに向かう音。そんなことを許さない虚淵。誰も救われないEND。

私の感想としては「まどマギはこうでなくちゃな!」という感じです。
正直OPのセーラームーンのパロディが始まった時は拒絶反応の方がデカかったです。面白かったけどね。
5話目でやっと面白くなったマギアレコードもそれまではゆるーい怪異解決談みたいな腑抜けた物語シリーズという感じで正直楽しめていなかったので、久々に本物を観れてよかったです。Blu-rayで全話揃えようかなと思ったり思ったり。

総評としては、「本編でキレイに終わりたい方にはおすすめできないが、ファンは観たほうが楽しめる怪作」です。僕からは以上です。


ちなみに巴マミさんが好きです。そんな気がしただろ?

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