採用枚数が多くなったり、パーツは多いがやることがより単純化するなど【純構築】のような爆発力はないかもしれませんが、ファンデッキやネタデッキとして【列車】の幅を広げようと考えている方は参考にしてみてください。
- 【シャドール混成型】の【列車ドール】
- 【無限起動混成型】の【無限列車】
- 【サイバー・ドラゴン混成型】の【列車サイバー】
- 【壊獣混成型】の【壊獣列車】
- 【シンクロ召喚混成型】の【黒庭列車】
1.【列車ドール】
【列車】に【シャドール】、特に《エルシャドール・シェキナーガ》を混ぜたデッキ
【列車ドール】は昔から存在する【列車】の混成構築では最たる例です。
デッキ融合を行うことができる《影依融合》を用いて《無頼特急バトレイン》や《弾丸特急バレット・ライナー》を融合素材として墓地へ送り、《エルシャドール・シェキナーガ》を融合召喚してランク10エクシーズモンスターの素材に使用できます。
シャドール側の融合素材には《シャドール・ビースト》や《シャドール・ドラゴン》を使用することでさらにアドバンテージを稼ぐことができます。
さらに《転回操車》の①の効果の発動条件も満たせるため、召喚権を使わずにランク10エクシーズモンスターが出せます。
また、《エルシャドール・シェキナーガ》を1度融合召喚に成功すれば墓地へ送られても蘇生できる。《爆走軌道フライング・ペガサス》などで釣り上げたり、《機関重連アンガー・ナックル》で蘇生させることで何度でもエクシーズ素材に使用できる。
その度に墓地へ送られれば《影依融合》をサルベージできるため、《転回操車》の手札コストとしても繰り返し扱うことも可能。
ただし、融合素材用のシャドールモンスターをメインデッキに入れなければならないため、手札にそれらがくると思うように展開することが難しくなる時もあります。
2.【無限列車】
【列車】に【無限起動】、特に《無限起動リヴァーストーム》を混ぜたデッキ
デッキから様々な機械族・地属性モンスターをサーチできる《無限起動リヴァーストーム》をエクシーズ召喚するため《無限起動ハーヴェスター》や《無限起動ブルータルドーザー》を3枚ずつ採用し、《無限起動トレンチャー》または《無限起動キャンサークレーン》と《超接地展開》を採用し、【列車】を補助します。
【無限起動】のサポートカードにはカテゴリー指定ではない「機械族Xモンスター」をサポートするカードがいくつかあり、併用することで【列車】をより強固に扱うことが可能になります。
さらに無限起動のエクシーズモンスターには機械族リンクモンスターをリリースすることで自己再生する効果を持つため、《無限起動ゴライアス》や《機関重連アンガー・ナックル》を採用することでエクシーズモンスターを複数体並べることもできます。加えて、《無限起動ゴライアス》はフィールドから墓地へ送られた場合、エクシーズモンスター1体のエクシーズ素材に成ることができ、それを持つエクシーズモンスターは効果破壊されなくなります。これを《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》などに入れるようにすればより頑丈なアタッカーとして運用することができるようになります。
ただし、メインデッキは列車モンスターよりも無限起動モンスターの方が多くなってしまうため、【列車】としてよりはむしろ【無限起動】としての動きに重きを置くようになってしまうかもしれません。
3.【列車サイバー】
【列車】に《サイバー・ドラゴン》をはじめとした機械族・光属性モンスターを混ぜたデッキ
《サイバー・ドラゴン》を入れることで、戦闘を補助する《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》や制圧崩しをしてエクシーズ素材に使用できる《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》や《サイバー・エルタニン》を無理なく採用することができます。
ただし、【純サイバー・ドラゴン】に見られる《キメラテック・ランページ・ドラゴン》による豪快な連続攻撃を繰り出すといったことは難しく、属性が【列車】とは別のため《弾丸特急バレット・ライナー》や《御前試合》を使用する場合はフィールドをうまくコントロールする必要があります。
4.【壊獣列車】
【列車】に【壊獣】、特に《壊星壊獣ジズキエル》を混ぜたデッキ
レベルが列車と同じく10の《壊星壊獣ジズキエル》を《妨げられた壊獣の眠り》を使用してフィールドを一掃後、デッキから《海亀壊獣ガメシエル》や《粘糸壊獣クモグス》などと一緒をリクルートし、そのままエクシーズ召喚に使用してゲームエンドまで持っていくデッキです。
また、ガメシエルやクモグスの代わりに《多次元壊獣ラディアン》《機巧狐-宇迦之御魂稲荷》《妖醒龍ラルバウール》を一緒に採用することで相手の場に出したラディアンを対象にしてラルバウールをリクルートし、《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》をサーチすることもできます。
ただし、手札に壊獣や上記のサポートカードを入れると手札事故の確率が格段にあがるため、採用枚数はよく吟味する必要があります。
5.【黒庭列車】
《ブラック・ガーデン》を使用して相手フィールドにトークンを無理やり特殊召喚し、《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》で一掃することで1ターンキルを目指すデッキとなる。フィールド魔法である《ブラック・ガーデン》を使う関係上《転回操車》と併用するのは難しいが、サーチ効果だけを使い、上書きしてしまってもよい。
展開例)
①:《緊急ダイヤ》を使用して《ブンボーグ001》とそれ以外の機械族・地属性モンスター(または《ブンボーグ003》で《ブンボーグ001》)をリクルートし、《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚、その後別の《ブンボーグ001》をリクルート
②:その2体で《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚しトークンを3体生成する。それと同時に墓地から《ブンボーグ001》を2体蘇生させて内1体とアウローラドンの2体をリリースして《幻獣機オライオン》をリクルート
③:オライオン(2)とトークン(3)で《ガーデン・ローズ・メイデン》、オライオンによって新たに生まれたトークン(3)を含む3体とブンボーグ001(1)で《ブンボーグ・ジェット》をシンクロ召喚することでレベル10モンスターと《ブラック・ガーデン》を用意できる。
ただし、ハリファイバーがレアコレゴールドで再録されたため、規制の可能性があり、上述のコンボが今後使用できるかは不明です。
その後、《ブラック・ガーデン》を発動し、《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》をエクシーズ召喚するまでで《ローズトークン》3体を相手のフィールドに出し、ジャガーノート・リーベの効果で攻撃力4000に戻すことで
4000-800=3200、3200*3=9600で1ターンキルとなる。
4000-800=3200、3200*3=9600で1ターンキルとなる。
ここまで5つの例を紹介しました。これを参考にしてデッキを考えるのも良いですし、これ以外にもオリジナリティのあるデッキを考えてみても良いかもしれません。
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